


デバシシデ イ来日公演2024
デバシシ デイ & ラーギニ サルナ 初来日記念コンサート
NADA YOGA(音ヨガ)指導者コースの講師であり、北インド古典音楽声楽家としてインド国内トップクラスのデバシシデイ氏とラーギニサルナ氏が2人揃って初来日!日本各地を訪れます!
北インド古典音楽はラーガという音階旋法を使いながら、「即興」でその世界観を表現します。
声で立ち表された世界は、まさに「声の宇宙樹」。
ゆったりとした曲線美やコブシの表現、それらは螺旋を描くように徐々に綿密に極みへと高まります。
そして、日印の国際的な交流として、圧倒的な声の表現をもつお2人の世界を、ユザーンはじめ、日本人のタブラ奏者が各地で迎えます。
また、アーティストとしても講師としても卓越したお2人から、「WS」「プライベートクラス」として、声の世界、ラーガの魅力を学んでいただくことができます。初心者の方も是非ご気軽にお申し込みください!
貴重なこの機会、是非お見逃しなく!
RAGA
直訳すると「色彩」という意味をもつ「ラーガ」の北インド古典音楽のコンセプトは、起源を辿るとはるか昔のヒンドゥーのヴェーダにたどり着きます。
祈りとともに発展したこの音楽は、ヨーガ的要素や哲学的要素を多分に含みます。
古典音楽と聞くと、「古い曲をそのまま演奏するの?」と思われがちですが、実は、ほとんどのパートが即興によるものです。
ただし、それぞれのラーガには、「音階」や「動きの特徴」の指定があり、まるで無形の抽象画のような色彩感覚があります。
また「演奏するべき時間帯や季節」「感情テーマ」など指定されているものが少なくありません。
例えば、日の出の刻に「日の出のラーガ」を。雨の時に「雨のラーガ」を。真夜中に「月のラーガ」を。
というように、ラーガは自然宇宙が織りなす表現の一部として存在し、演奏家も聴き手も、その世界に没入することで、内へも外へも深く繋がっていきます。
その道筋は、降りてくる旋律に身も心も委ねながら、ラーガや声、楽器のバイブレーションとともに、私たちのチャクラを整え、心身の気を通します。