各地のNADA YOGA JAPAN認定講師

　2006年からインドに渡り、横笛バーンスリーを始めました。その魅力に取り憑かれ夢中になったのは良いのですが、それからというもの、外で出歩くことも少なくなり、運動不足になり、体のケアも怠り、気づけば、楽器の極端な姿勢などからくる「体の歪み」や「免疫低下」「自律神経の失調」。そして、「アトピー性皮膚炎」と３０代になるとあらゆる不調が起こり始めました。

　その頃には人前に出れないほどの深刻な状態になっていたので、音楽は何度も辞めてしまおうと思っていました。

​　が、さまざまなYogaと出会い、2020年にリシケシのヨガヴィニでRYT200のハタヨガコースを修了。コース中にアトピーや不調が全快した経験から、もう一度、大好きな音楽を今度はYOGにまで広げ、捉え直し、自身の回復を試みました。

​　「心技体」のバランス感をもってNADA=音、YOGA=内と外のエネルギーを繋いでいく、NADA YOGAを考え直し、修練と研究を続けている今、私の身体と心は良い状態を取り戻しつつあります。

　2020年までは、全く夜に眠ることができなかったのですが、今は快眠。自律神経も整いつつあり、呼吸も深く、精神も安定しつつあります。

　幸運なことに私たちには北インド音楽、ラーガの師匠として声楽家で偉大な先生であるPt.Devashish Dey師匠がいらっしゃいます。デバシシ師匠をはじめ、ラーギニ副校長など優秀で愛に溢れた先生たちに恵まれています。

　日本ナーダヨガ協会では、このインドの先生がたと現地の仲間を交えながら、学びの交流を深め続けています。

   ラーガの世界は移りゆく諸行無常と「私」を見事に色鮮やかに繋いでくれます。

　そして、仲間も、師や生徒も、その空間にあるすべて、過去や未来さえも、その１音に溶け合うことができます。

　とても書ききれませんが、NADA YOGAの魅力は尽きません。


​　是非、気軽に体験してみてください！